こまのオンゲキ日記

オンゲキの話ばかりになると思いますが、音ゲー関することをだらだら書いていこうと思います

【オンゲキ 】高難易度コンプレックスと向き合ってRATING MASTERになるまでの話












自分の出来ない高難易度譜面、滅びろ!!!!!!(過激派)









どうも、開幕から荒れててすみません、KOMA(こま)です。



でも、もちろんこれは冗談でわかってはいるんです。高難易度譜面が悪いのではなくて、地力が無い下手な自分が悪いことくらいは。ただ、こんなことを大声で言いたくなるときがたまにあるってだけです。本当に滅びたらそれはそれで楽しみが減るしね





こうなりてぇよ......(色々な意味で)




でも『下手な自分が悪い』なんていじけてても何も解決しないし、どんどんダメな方向にメンタルも落ちてしまうので

『じゃあそれが叩けるように明日からもコツコツ頑張って地力をつけよう!』

と、前向きにスイッチを切り替えようとはするのですが、そんな僕に追い打ちをかけるようにSNSに流れてくるのは上手い人間達の輝かしいリザルト。みんな上手ぇわ。



インターネット、便利だけど付き合い方が本当に難しい。



このあとでも詳しく話すんですが、こうやってSNSが強制的に世界ランキング戦に巻き込んでくるせいで、頑張っても『上には上がいる』事を思い知らされ、いつしか高難易度譜面に立ち向かうことをやめて自分が一定以上叩ける難易度での精度を高めてスコアを狙い続けた結果、地力が停滞気味になっているのがKOMAというプレイヤーです。






そんな僕ですが先日、RATING MASTERに到達することが出来ました。
ここまでは高難易度が叩けないことにひねくれて文句たれてただけの僕ですが、こんな僕だからこそ書けることがありそうだと思ったので、まあ今回はそんな記事です。


前置き : 音ゲー歴(サクッといきます)


僕の音ゲーキャリアはオンゲキ稼働の一ヶ月ほど前(2018年の6月頃)にチュウニズムに出会ったことによりスタートします。



深夜3:00時、仕事終わりになんとなくぶらっと寄った家から最寄りのゲーセン。初めて遊んだ音楽ゲームは破壊的な面白さでした。




当時のバージョンはSTAR PLUS。デモ画面でクレッシェンド・ストーリーが流れていたことをよく覚えています、懐かしいね。



そして一ヶ月後にオンゲキが稼働。楽曲連動イベントでオンゲキを触ったのがきっかけでいつの間にかメイン機種がオンゲキになりました。




これを機にメイン機種だったチュウニズムはバージョンがNEWになるまでほぼ遊ばなくなった。



そこからなんやかんやオンゲキSUMMERでレート16に到達するくらいには上達できて『俺、結構上手くなってきたんじゃない?』って自信がつき始めたまではよかったんですが、ここから事態は動きはじめます。



高難易度コンプレックス

時期的には某ウイルスによる一回目の緊急事態宣言が明けた夏頃ですね。ちなみに当時のバージョンはSUMMER PLUSです。



この頃になると、僕は当時から福岡在住なんですが、その福岡内でたくさんのプレイヤー達と知り合って毎週のように集まって遊ぶようになっていました。




かつての福岡のオンゲキの聖地。平日でも行けば誰かしら知り合いがいたし、週末は毎週信じられないくらいオンゲキ勢が集まってた。


一番すごかった時。



また、この頃にはSNS音ゲー専用のアカウントを作って運用しており、これにより全国の色々なプレイヤーと繋がって、たくさんの刺激をもらうように。



ただ同時に悪い面もあって、知り合いが増えることで自分の実力と上手い人達を比べてしまい、ゲーム内での自分の立ち位置がだんだん見えてきて



『あれ? ちょっとは上手いつもりでいたけど、実際世の中から見たら自分ってまだまだなのでは?』



と、凄く自信を無くして自己肯定感が下がってしまった時期がありました。




竈門炭治郎くん、好き。鬼滅未履修だけど......



当時の僕の『上手い人』の判断基準はいかにレートが高いかということだけだったので、僕もそれに追いつこうと頑張りはするのですが、当時のレート16帯となるとオンゲキ稼働以前から他の機種で音ゲーを遊んでいたりする人間が多く、そういった人との地力の差は、見かけのレート以上に大きな差になっているものです。僕の音ゲー地力はほぼオンゲキだけで培養したものですから、そういった人間達の高難易度のスコアに追いつくのはかなり厳しくありました。



レート対象の高難易度楽曲をプレイした直後の僕。


そうやって出来ない自分に劣等感を募らせ続けるくらいなら、わざわざゲームセンターに足を運んで1プレイにお金まで払って遊んでいるんだし、自分が楽しめないとさすがに嘘だろってことで選曲がレート対象の高難易度から下の難易度にだんだんと偏ってくるように。



ただ『上手くなりたい』という向上心が消えた訳ではなかったので、レート対象の高難易度が出来ないなら出来ないなりに他のところではきっちりスコアを出せるようになろうと思って、そこから主戦場を『14以下』と決め『叩けない譜面を叩けるようになるまでひたすらやる』から『ある程度叩ける譜面をより正確に叩いてより高いスコアを狙う』遊び方に変わっていきました。っても14も十分に高難易度なんですけどね。




オンゲキbrightで13以下全理論値になった



ただ主戦場を14以下と決めたから、と言って全く14+以上を触っていなかったわけではありません。



効率は悪いながらも一応経験値は積み続けているので、気まぐれにふらっと上のフォルダの曲をつついたら「なんとかSSS+は出そう」とか「出るまでやればABは出るかも」みたいな曲がたまに出てきます。なのでそういった『希望の見えてきた譜面』だけはやっていました。



ただ、出来ない譜面を出来るようにする練習は本当にやっておらず、苦手な譜面はとことん出来ずにいたので、フォルダ内でも叩ける曲と叩けない曲の点数の差が激しかったです。



それに、そういった苦手譜面に立ち向かうと





もれなくボコボコにされてこう言われるし、






永遠とこの2つをループして音ゲーを全然楽しめなくなってしまうので、だからこそ叩ける譜面でのスコア狙い、理論値埋めに没頭し、それで自分の面子を保つ音ゲー生活を続けていました。


某電気街でボコボコにされて泣きながら福岡に帰って来た話




某電気街なんて言い方をしていますが、これは秋葉原です。



秋葉原に行くとその土地柄もあってか大勢のオンゲキーズ達に会うことができ、普段会えない人間達と一緒にマッチングして遊ぶのが楽しすぎて、年1〜2回ほど東京に遊びに行くのが恒例になってました(今年は行ってない)




また行きたいな(小学生の日記の最後の1文)



タイトルの件は今から1年前のGW。



隠しチャプターであるSummer Memoryが出て世間が『MarbleBlue.やべーーー!』って言ってる頃ですね。僕は例にもよってMarbleBlue.はほぼ触らずに、Baqeela (Creepy Remix)の赤を減らしてた記憶があります()



この頃になると、普段から積み重ねてきた理論値の数々や高スコアのリザルト達、そしてこのふざけたアイコンも相まってありがたいことに色んな方々に認知してもらえてて、GWで秋葉原行きますって発信にも『是非マッチングしましょー!』なんてちょこちょこ反応があり、その時も3泊4日くらいで滞在したと思うんですが、はじめましての方、何回かお会いしたことある方々などたくさんの人達とマッチング出来ました。




ふざけたアイコン。
『人に覚えてもらいやすいように』ってことでアカウント作ったときから使ってる。トイ・ストーリーは4まで履修済だけど、別にウッディのファンとかそういうことではない。



そして滞在何日目だったか、SNSではお互い認知してたけど実際には初めましての同レート帯の方々とマッチングする機会がありました。そしてこれはぶっちゃけなんですけど僕は結構普段のマッチングから自分のスコアを気にしてます。見栄を張りたい、みたいなところもあるんですけど、特に同レート帯とのマッチングは『負けたくない』っていう心理が働きます。




秋山渉、すき。



そしてマッチング募集画面。
相手の方々の名前の上には『脳天直撃』や『ω4』なんて、当時の僕からは考えられない称号がついてるんですよ。


その段階で持病である高難易度コンプレックスがアレルギーを引き起こしかけていましたが、僕には僕の面子もあります。少しでもマッチング内でいいとこを見せて爪痕を残そうと臨んだものの、マッチングが始まるとそこは14+以上の最高難易度帯の楽曲達が飛び交う戦場と化しました。



とはいえ、なんだかんだ僕もこの時代にはそのレベル帯の楽曲でもSSS+だったり、ほぼそれに近い自己ベストを出せるくらいにはなってました。

だからこそ、そんないかつい称号を付けた人間達とも同レート帯な訳ですが、けど今にして思うと『レート値的にはMAX出てるからもういいだろ』で満足してる人間と、そこから更にABを出すまで詰めてる人間とでは、見た目のレートは同じでもそこには反映されない地力の差、というものが確実にあったと思います。




本当に歯が立ちませんでした......。



僕が普段14以下でスコア詰めをしていたのは『オンゲキネットで確認できるトータルハイスコア(master)の順位を少しでも上げるため』という目的もあったのですが、正直あのランキングは『本来ならそこに居るべき人間が全譜面を埋めていないがためにそこにいない』という事実があります。


なので『ランキング上に居ないだけで実際には自分の上にもっと他の誰かの名前がある』ということは薄々わかっていたのですが、今回の件でその事がより現実的に見えてきてしまって、なんとも悔しい気持ちになりました。




秋葉原から成田空港まで泣きながら走ったのはいい思い出です(さすがにこれは嘘情報)



この件があって、結局どこまでいっても『上の難易度が叩けないことにコンプレックスを感じている』現状を克服するため、福岡に戻ったら頑張って14+以上の譜面でもスコアを出せるようになろうと決意しました。




あの日僕とマッチングしてくれた方々へ。
さすがに名前は出せませんが、あの体験がなければ恐らく僕は今ここまで成長できていません、これは純粋に感謝の気持ちです。本当にありがとうございました🙇‍♂️


上手い人を見るときは部屋を明るくして『画面』じゃなく『体の使い方や』や『手元』を見てね







このタイトルに尽きます。



上で述べた通り福岡に戻ってきてからは最高難易度帯と向き合う生活が始まりました。



最高難易度帯とはいっても、当時その中でぶっちぎりに難しかったLAMIA、Apollo、MarbleBlue.にいきなり立ち向かうのはいくら何でも無謀すぎる挑戦だったので、まずはその1つ下のレベルである14+フォルダとバージョンアップで15に昇格した旧14+の4曲をSSS+とABFBで埋めることを目標とすることに。



ですが、そこでこれまで見て見ぬふりをしてきた問題と向き合うことになりました。



それは、速度の早い譜面であったり高密度の譜面についていけないことです。







そもそもAB以前に鳥プラ出すのに苦戦した方々



ここから先の話は下のサファリドットコムさんの記事が分かりやすくかつ詳しく説明してあるのですが、僕なりに脱力についての話をします。



the-safari.com
最近になってようやく意味が理解できるようになってきました。これが無料で読めてしまうって正気ですか?



話は戻り、そんな感じで14+フォルダの中に本当に太刀打ち出来ない譜面がちょこちょこ存在していたのですが、僕ではそれらに太刀打ち出来ないにしても世の中にはそんな譜面を涼しい顔をして叩く上手い人間達が存在します。



ありがたいことに知り合いの中には参考になる上手い人間が多かったので、音ゲー地力の差はもちろんとして、そういった譜面が叩ける叩けないの差はなんなんだろうと思って、普段のプレイから観察してみることに。




まさにこれよ。



するとだんだん分かってきたのは、自分と比べて上手い人達は、譜面を叩く上で体の動きが小さいことです。




サファリドットコムさんの記事の中の一部。完全にこの症状だった。



観察してると上手い人達、とんでもない物量譜面でも楽に叩くんですよ。



それと自分が叩いてる時を比べると『ああ、絶対にこれはいらない力が入ってるな』と実感できたので、まずは上手い人達の叩き方を真似てみることに。








上手い人達の叩き方を色々真似た中でも一番効果があったかな、と思うのがこれです。
これまでも特別フォームが大きかった訳ではなかったと思うんですが、比べてみるとこの部分が自分とは全然違かったので即矯正。




komaotoge.hatenablog.com



そしてこれはこの記事にある『プレイする時にこれまで付けていた手袋を外した』ことで偶然気付けたことなんですが







これまでの僕はボタンを叩くとき、100%腕の力だけで叩いていました。



が、手袋を外したきっかけでボタンを手首の力で叩くこと、そしてそのラクさに気が付いて、そこからはしっかり手首の力と腕のバランスを考えて叩けるように手首付近の状態を監視しながらプレイ。



さらっと書いてるんですが、これが板に付くまではかなり時間がかかりました。ですがかけた時間に見合った効果はあったと思います。板に付いたって言ってもまだまだ技術としては発展途上ですけどね。



そしてこれらがどこまで上手さに繋がったかは正確には分かりませんが、話は戻って





大きな目標だった14+フォルダ全SSS+とABFBは達成出来ました。







その節は大変お世話になりました👋



全SSS+だけなら割と早い段階で終わってたんですが、AB埋めはドンファイとAi Cに心折られて一時期離れてました。むずかC......。






昇格した旧14+の15は潰れた中で残ってたこの2曲、なに???






ゆるさん






できるまでやった、とも言う。




RATING MASTERへ



僕が14+に取り組んでいる間に続々とレベル15の楽曲が追加され続け、いつの間にかレート理論値が17.00へ。そしてそこに到達したプレイヤーには『RATING MASTER』という称号が与えられるように。



世間がそんなこんなで騒いでいるのを尻目に『現状14+もろくに叩けてないやつが15出来るわけないだろ』と14+をシバいていた僕ですが、いざ14+フォルダが埋まっても特別15が叩けるようになっていたわけではありませんでした。



正直14+がきっちり叩けるようになれば15も戦えるようになる、と思っていたのですが全然そんなことなく、いざ触ったら難しすぎて




本日2度目の登場


結局また14+以下のスコア狙い、理論値埋めに熱中することに。





もうゴールしてもいいよね



ただその間にもたくさんのレマス到達報告がSNSで流れてきて、たまに頑張ろうと15を触るのですが、僕のリザルト画面には『S』や『SS』なんて、お前は下手クソと言わんばかりのそんな烙印がでかでかと押されてしまうんですよ。




インターネット、便利だけど付き合い方が本当に難しい(デジャブ)


何を以て上手い人とするかは色々あると思うんですが、レート17以上で『RATING MASTER』という、虹レの中でも上位の区分が公式で出来てしまった以上、絶対そんなことは無いんですがあくまで僕の中だけで『RATING MASTERじゃない自分は下手なんだ』とレマスコンプレックスを煩っていたときもありました。




自己肯定感、僕に売ってください、買います。




そんな中ライバルスコアに登録していた同レート帯の人間がレマスになったことや、先述した脱力の話のおかげで物量や速さに対して『間に合わなかったものが間に合うようになったこと』で、それらを機に本格的に15と向き合い始めました。



その過程でまたしても『S』とか『SS』とかたくさん言われたんですが、これは上手い人から受けた



「出来ない譜面を触るときは、リザルト画面にあるランクには目を向けずに譜面だけに目を向けて『この箇所だけは絶対に昨日より叩けるようにする』というのを繰り返して最終的にスコアを更新する、というやり方にした方がモチベーションを保てますよ」



というアドバイスにかなり助けられました。






そんなこんなで到達可能が17に。




体験した人間には伝わるであろう『絶対に到達してやる』というあのモチベーション、異常。






ですが結局その日には決めきらず戦いは翌日へ。





その翌日というのはStellar:Dreamが実装される日だったんですが、これがちょうど僕のレマスアタックと収録されたStellar:Dreamのレベルが15だったことが重なって





無事にRATING MASTERとなれました。



それともう1つ報告があって、無事にこの記事の文字数の方も10000字を突破いたしました。
ここまで膨らむと思ってなかった。正直まじで疲れたよ......。


さいごに







最後に言わせてください。















『15が上手くなりたいなら15をやれ!』





こんなに長くなってしまった当記事を最後まで読んでくださってありがとうございました!



それでは👋